TRVA

TRVA動物医療センター

軟部外科

機動性と専門性を兼ね備えた軟部外科

当科は、夜間救急の機動性と二次診療の専門性を活かした軟部外科サービスを目指しています。大学等の専門医と当院の救急医とが手を取り合い、ローテーションにより診療提供いたします。軟部外科疾患に苦悩する動物病院へのサポートを一層強化しています。定例日以外の緊急手術に関しては、随時ご相談ください。
夜間診療と二次診療の枠組み内で、動物たちの健康を守るために、皆様とともに成長し続けます。どのような小さな疑問や懸念も、ぜひお聞かせください。

予約フォーム

診療の概要

診療科目
軟部外科
診療対象
犬・猫
軟部外科紹介例
胸部(心膜切開、胸部腫瘤)
腹部(胆嚢疾患、脾臓腫瘤、尿管疾患)
会陰部、肛門(会陰尿道ろう、直腸プルスルー)etc.
*詳細は予約調整時にご相談ください
予約について
(完全予約制)

初診時はかかりつけ病院からの紹介のみとなります。

  1. 仮予約予約フォームよりお申し込みください。3日以内に当院より詳細確認のお電話いたします。
  2. 本予約電話相談後、予約が確定しましたらメールを送付いたします。
  3. ご来院・診療飼い主様が動物とともに当院を受診し、診療を行います。
  4. 結果報告診断結果や治療方針を、ご登録いただいたメールアドレスへお送り致します。
  5. かかりつけ病院でケアかかりつけの獣医師と当センターが連携して診断や治療を続行します。

予約方法についてご不明な点がございましたら、03-5760-1211までお問い合わせください。

診療日・時間

定例日:隔週、第2・4火曜日 10:00-18:00
(救急対応は要相談)



*カレンダーが表示されない場合はコチラ
診療料金
診察料:8,800円(税込)
初診の場合:平均2-3万円(診察料・検査料・処置などの総合計)
手術の場合:診療時にお問合せください。
診療費の支払いは現金もしくはクレジットカードがご利用になれます。

担当医

田村 啓 タムラ ケイ<獣医師、博士(獣医学)、FUSE holder〜>

東京農工大学 小金井動物救急医療センター 特任助教

略歴
2014年4月 - 2021年3月 ペテモどうぶつ医療センター幕張新都心 勤務医
2017年4月-2022年3月 日本大学生物資源科学部獣医学科 獣医外科学研究室博士課程修了
2023年4月-現在 東京農工大学小金井動物救急医療センター 特任助教

<学会発表> 
・田村 啓、石垣 久美子、堀切園 裕、天羽 隆男、飯塚 恵悟、南雲 隆弘、関 真美子、浅野 和之. 白血球増多症を伴う犬の原発性肺腺癌の2症例 第20回日本獣医がん学会, 2019.01.26-27. (大阪、日本)
・Tamura, K., Ishigaki, K., Iizuka, K., Nagumo, T., Yoshida, O., Asano, K. Clinical features and cytokine profiles of dogs with cytokine-producing lung adenocarcinoma and leukocytosis. ESVONC annual congress 2019.5.23-25. ・田村 啓、藤幸 知子、森藤 可南子、飯塚 恵悟、佐藤 宏樹、浅野 和之、米田 美佐子、甲斐 智惠子. 犬の原発生肺腺癌細胞における腫瘍溶解性組み替え麻疹ウイルスの抗腫瘍効果 第78回日本癌学会学術総会, 201909.26-28.
・Tamura, K., Terai K., Ishigaki, K., Yoshida O., Iizuka, K., Nagumo, T., Sakurai N., Asano, K. Glucoregulatory factors in canine hepatocellular carcinoma and leiomyosarcoma with nonislet cell tumor hypoglycemia (NICTH) ESVONC annual congress 2021.5.28-29.
・田村 啓、石垣 久美子、関 真美子、枝村 一弥、浅野 和之. 低血糖を随伴した犬の悪性腫瘍における糖調節因子の解析、第40回日本獣医師会学術年次大会、2022.11.09-11.

<論文>(一部抜粋)
・Tamura K., Ishigaki, K., Yoshida, O., Sakurai, N., Heishima, T., Asano, K. (2024) Reconstruction surgery using polypropylene mesh after extensive resection of a costal osteosarcoma in a dog. Vet Med Sci. 10(2):e31389.
・Tamura K., Fujiyuki T., Moritoh K., Akimoto H., Iizuka K., Sato H., Asano K., Yoneda M., Kai C. (2023) Anti-tumor activity of a recombinant measles virus against canine lung cancer cells. Scientific reports. 13(1)18168.
・Tamura, K., Ishigaki, K., Yoshida, O., Kazuyuki, T., Sakurai, N., Heishima, T., Iizuka, K., Asano, K. (2022)Glucoregulatory factors in canine hepatocellular carcinoma and leiomyosarcoma with non-islet cell tumour hypoglycaemia. Research in Veterinary Science. 152,640-646.
・Tamura, K., Ishigaki, K., Yoshida, O., Kazuyuki, T., Sakurai, N., Heishima, T., Fujiyuki, T., Kai, C., Asano, K. (2022) Gene expression of Nectin-4 and its clinical significance in dogs with primary lung adenocarcinoma. Veterinary Medicine and Science. doi: 10.1002/vms3.895.
・Tamura, K., Ishigaki, K., Iizuka, K., Nagumo, T., Yoshida, O., Asano, K. (2021) Neutrophilic leucocytosis induced by a granulocyte colony-stimulating factor and interleukin-6 in canine primary lung adenocarcinoma. Veterinary Medicine and Science. 8, 483-491. etc

<書籍>
・見てわかる小動物外科手技Ⅳ 泌尿器・生殖器 執筆
・小動物外科手技Ⅲ 肝胆道系・内分泌系・脾臓 執筆
・胸壁再建,SURGEON,執筆
・プロがあやつる手術器具 鉗子,執筆
・手術器具の基本操作 執筆

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