TRVA open seminar 「猫の乳腺癌 今の常識 ~先生、まだ猫の乳腺癌を部分摘出しているのですか?~」募集開始!

TRVAオープンセミナー開催と参加募集のお知らせです。

2019年11月4日(日)19:30~21:30 世田谷産業プラザ 3F会議室

講師 公益財団法人 日本小動物医療センター付属 日本小動物がんセンター

センター長 小林 哲也 先生

【 小林先生からのメッセージ 】

■□■ベーシックレクチャー編■□■
猫の3大悪性腫瘍のひとつである乳腺癌。猫の乳腺部に発生した腫瘤の約80%が乳腺癌である
ことはよく知られていますが、初診時のリンパ節転移率が20~40%にも及ぶことは、あまり知
られていません。また、腫瘍の大きさが重要な予後因子であることも有名ですが、小さくても
早期に転移を引き起こし、期待するほど長期生存できない個体も存在します。それらの違いは
何か? ベーシックレクチャーでは猫の乳腺癌の疫学や診断法に加え、治療に影響を与える予
後因子を深く読み込んでいきます。また、猫の乳腺癌に対し化学療法の効果はどの程度明らか
になっているのか、そして、化学療法の適用ガイドラインについても解説します。