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診療設備のご紹介/診断医について

主な使用機器

循環器用超音波装置

1心拍で心臓全体のデータ収集や、リアルタイムの3次元画像表示(4D心エコー)の機能を装備した循環器用超音波装置です。マトリックスアレイテクノロジーや単結晶技術などにより、3次元画像や2次元画像のリアルタイム表示を行ないます。遠視野から近視野まで、心筋組織の表現やカラードプライメージ、弁の描出などが可能です。

子犬、子猫などの数cm程度の心臓であっても診断に十分な画像を得ることができます。また、この超音波装置の4D画像解析は心拍が変動する動物でも可能です。これらの情報は、より適切な診断/治療へと反映され、獣医師の病態に対する理解を深めるだけでなく、飼い主様にとって難解だった心臓病の画像診断データの理解促進にも役立ちます。

デジタルX線画像診断CRシステム

CRコンソール機能とビューワ/ファイリング機能が一体化した新次元マルチユニットを採用。レントゲン写真のデジタル計測が可能です。

動物用心電計

動物専用の筋電図フィルタ・ドリフトフィルタ搭載で、混入ノイズを低減。動きやすい動物の検査でも、安定した心電図データが取得できます。種別、体重、年齢に加えて検査体位まで考慮した解析理論で解析できます。

小動物専用X線診断装置

最大出力125kV 250mAのX線管球を搭載。小型犬から大型犬までをカバーします。

診断医

センター長

岩永 孝治 いわなが こうじ(獣医師,医学博士,日本獣医循環器学会認定医)

近年の獣医学の進歩は目覚ましく,疾患の原因,病態等も詳しくわかるようになり,臨床診断技術が格段に進歩しています。それに伴って,我々獣医師にかかる負担も大きくなってきており,すべての科を一人の獣医師が見ていくには,莫大な知識,技術,経験が必要です。飼い主様からの期待も大きく,専門施設の整備が今の日本には必要であると考えられます。東京動物心臓病センターは,これからの獣医循環器学の発展に貢献し,獣医師と飼い主のニーズに答えていけるものと考えています。

略歴  
2001年 日本大学農獣医学部獣医学科卒業
2003年 日本大学付属動物病院研修医過程を修了
千葉大学大学院医学研究院循環病態医科学に入局
2007年 千葉大学大学院医学研究院にて医学博士取得
日本獣医循環器学会認定医取得
動物の循環器診断サービス設立
2009年~ 日本小動物医療センター 循環器科
関東を中心に10病院で循環器診療を担当
近年の学会講演・発表
2011.1.29 第93回日本獣医循環器学会 t-PA製剤(クリアクター)による血栓溶解療法
2011.1.9 奈良県獣医師会新春学術研究会 臨床に役立ててほしい循環器講座
2010.11.21 第31回動物臨床医学会年次大会 心原性肺水腫の救急と管理
2010.11.7 北海道小動物獣医師会年次大会 病態から見た犬の心疾患の診断と治療
2010.7.31-8.1 第92回日本獣医循環器学会 症例発表5題
主な論文・著書
Iwanaga K, Takano H, Ohtsuka M, Hasegawa H, Zou Y, Qin Y, Odaka K, Hiroshima K, Tadokoro H, Komuro I. Effects of G-CSF on cardiac remodeling after acute myocardial infarction in swine. Biochem ・Biophys Res Commun. 2004 Dec 24;325(4):1353-9.
CAP 2007年4月号-(連載中) 犬と猫の実践心エコー図検査
Infovets 149号 2011.1 呼吸器疾患への診断アプローチPart4 循環器評価
Infovets 号 2009.11 猫の大動脈血栓塞栓症